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  トップページ > 車輌工場 > 京王6000系「多摩ZOOトレイン」を作る!
京王6000系
「多摩ZOOトレイン」を作る!

最終更新日:2008/12/28
 
かわいいイラストで子供達に大人気の多摩ZOOトレイン
 
かわいい動物のイラストが、子供達に大人気の「多摩ZOOトレイン」車体も
京王唯一の5ドア車ととてもレアなので、6年近く製作できないものかと考えていました。
通常の6000系キットから製作するのは、窓の形状や費用の問題から見送っていたのですが、
今回友人より、阪急の中間車を大量に頂けたため、やっと製作ができました。

塗装も、動物のイラストをどのように綺麗に表現するか悩んでいましたが、
インクジェットデカールとマイクロドライプリンタデカールを重ね貼りすることで解決できました。
 
■使用パーツ・材料
使用キット:
 ・GM阪急通勤車(中間車)7両分
 
使用パーツ:
 ・GM 京王6000系前面、スカート
 
使用材料:
 ・0.2mmφステンレス棒
 ・0.5mm厚プラ板
 ・1mmプラ板

 
 

阪急の中間車をドア付近だけ切り出します。
(写真は、切断用の筋を入れた所)
「ドア+両側窓」「ドアのみ」両パーツを順番に並べていきます。
阪急は車体裾と上部が内側に絞り込まれているため、1mmずつ切り取ります。
(写真左:切り取ったあと、右:切り取る前)
車体裾に1mm角プラ棒、上に1mm×0.5mmプラ板を貼り付け固定します。
これで車体側面の基本形は完成です。
屋根、6000系前面を接着し、隙間をパテ埋めしたら、車体は完成です。
下地の西武アイボリーを塗装します。(なんだか東武みたい・・・)
窓周りを銀に塗装します。
マイクロドライプリンタで作成した赤青ラインのデカールを貼ります。
(簡単な色しか表現できないこのプリンタですが、
シアンとマゼンダそのままの色でピッタリでした!
京王のためにあるようなプリンタですね(笑))
赤青ラインを貼った状態。 この状態で走っていたこともあったので、これでも良いのですが、
今回はさらに動物さん達を貼っていきます。
車体がクリームと赤・青なので、動物の場所だけ白下地を作ります。
マイクロドライプリンタで、白い動物のシルエットを作ります。
動物用白下地を貼った状態
高幡不動の駅で、実車を真横から撮影した写真を加工して動物の絵を作ります。
インクジェット用クリアデカール用紙にプリントします。
インクジェットデカールで作った動物を重ね貼りしていきます。
この時点でデカールが3枚重ねになっています。
すべて貼り終わった状態
おまけ、京王大集合!
 
デカールを3枚重ね貼りするのは非常に大変でした。
4両貼るのに2日かかったので、相当疲れました。

でも、透明感はあるものの微妙な色を表現できるインクジェットデカールと、
白をくっきり印刷できるマイクロドライプリンタの重ね貼りが効果的なことが分かりました。
今後もこの方法を有効に利用していきたいと思ってます。
(レポート:KOTO)